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お菓子作りに使う道具のコラム 3

メレンゲを立てる

シフォンケーキやムース等卵白の泡立て(メレンゲ)を加えて作るお菓子は沢山あります。
私のレシピでは、プレーンな生地よりも一味プラスした更に美味しいお菓子がほとんどです。
このメレンゲを作って加えるお菓子の場合は、メレンゲがいかに良く出来ているかがお菓子の出来あがりを左右します。メレンゲも角が出て泡立っているのだけが良いメレンゲとは言えません。角が出ていても、どのように泡立てたのかが大事です。泡立て方によって、角が出ていても直ぐに消え易い泡と消えにくい泡があるからです。
メレンゲについては単行本や雑誌の作り方ページを見てもあまり詳しく説明しているのは少ないものです。こんなに大事な生地なのに、もっと説明が必要ですし、メレンゲを早く楽に、そして上手に立てるためには道具選びも非常に大切になってきます。
ボウルや泡立て器を上手に選ぶことがメレンゲの出来あがりを変えると言ってもいいでしょう。

ボウル

メレンゲを立てるのにフランスでは、いつも銅のボウルを使いました。球を真っ二つに切った形をしていますが、重さがありとても使いやすいボウルです。

使う前には必ず酢と粗塩でボウルの内側を洗います。

卵白を入れ、最初は卵白の腰を切るように泡立て器を使いますが、しだいに力を入れボウルに泡立て器をたたきつけるように立てていきます。
ボウル

この時ボウルのカーブが銅のボウルのような半円球が望ましいのです。銅のボウルは重さもあり、泡立て器を強くたたきつけても軽く押さえるだけでほとんど動きません。このように銅のボウルが理想的ですが、値段が高いのや手入れが面倒という短所もあります。

私はその理想的な形から、柳の27cmのステンレスボウルを使用しています。このボウルについては道具のコラム1でも説明していますので読んでみてください。銅のボウルのように重さはありませんが、ボウルから身体を離して構えます。

ボウル ボウルの下にはボウルが動かないようにぬれ布巾を敷いてください。ボウルを押さえる左手はほぼ伸びた状態です。泡立て器を振り切るように動かしていくのにこの距離が必要になります。

ボウルに身体を近づけて泡立ててみてください。腕の力で泡立て器をボウルにぶつけることになります。これではとても疲れますし、メレンゲの出来もあまりよくないはずです。

泡立て器

泡立て器 泡立て器の長さはボウルの大きさからと、上で説明したボウルから身体を離して泡立てるために、40cmのサイズを使用します。
ワイヤーが硬く、長さがあるため少し重いのですが、メレンゲを立てるのは短時間です。ボウルに振り当てるように立てていきますので少し重さがあったほうが振り当てる時に勢いがつきます。

メレンゲは砂糖の量によって軽く出来あがったり、ねばって重くなったりします。この砂糖のねばりがあるときに、ワイヤーが軟らかいと思うように泡立て器を動かせませんし、力を伝えることが出来ません。
麺棒
麺棒 全体に長さがあって、ワイヤーのふくらみもあり、ワイヤーのしっかりしたもの。メレンゲ用に使えるのはこんな泡立て器です。

道具の話ではありませんが、卵白に少量の卵黄が混ざっていたり、ボウル、泡立て器に油分が残っていても泡立ちません。しっかりしたメレンゲを立てるための大事な注意です。
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